BookmarkWおおさかりばー

推しで笑い続けたい大阪在住おっさんの心うち

「才能+努力」への期待

シンクロニシティ、結成7年目のお笑いコンビ。
M-1グランプリ2023、準々決勝にて敗退。

三回戦。イニシャルトーク、アルファベット一文字を使って会話しようとするネタ。
準々決勝。五・七・五で俳句、この形式にひとひねり加えて会話を構築するネタ。
どちらも面白かった。
来年また新しい漫才を持ち込んでくれることに期待。

M-1グランプリ公式サイトのシンクロニシティ紹介ページ


これは自分なりのM-1グランプリへの解釈。
才能がないけれど努力する人、才能があるのに努力しない人、才能があり努力する人。
 
そして「努力」の方向性の話。
寄席(お客さん)に向けてなのか、賞レース(審査員)に向けてなのか。
いまや賞レース向けだけの努力では、M-1グランプリを勝ち上がれなくなっているのでは、という印象。



中川家の剛さんが先週のテレビ番組内で発言していた。
 
舞台に立つ若手芸人を見て思うこと、
ともこ「M-1前とかに「調整で」って出るやんか。なんの調整できんねんって思わへん?」 
剛「それ俺、ほんっま言いたかってん。何を勘違いしてるのか、みんなM-1のためにやってるけどちゃうからね。」「お客さんのためやからね、基本。そこを絶対忘れたらアカン。」「だからみんなあんな、ガチガチの遊びのないネタになってきてるから、みんながみんな。」「僕はね、あと何十年やっていくって考えたら、それは絶対にやめたほうがいいと思う、M-1のために、って。」
(ABC「やすとものいたって真剣です」でのやりとり)