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推しで笑い続けたい大阪在住おっさんの心うち

Bookmark240128【裏表ラジオ】→「身を修める」ということ

「裏表 松原秀モグライダー芝大輔」#91 (2024年1月27日放送分) より。

 

「やりたいことがみつかった」「社会や人に貢献したい」と海外の国(貧困?紛争?)へ行く若人に向けて。

松原さん「別にいいんだけれど。その人に問う。自分の家でお母さんの家事を手伝ったことはありますか、と。」

芝さん「自分の能力・キャパが低い。みんなもそう。低いことを良しとしていい。」

   「こんなことすらできないのでこれだけはやります、でいいんじゃないか。」

   「考え方はすばらしいんだけど」「おまえがやることじゃないよ」

松原さん「もうちょい先でいいんじゃない」

    「家のなかで「おいババア」と平気で言う奴が、「誰かを助けたい」と。」

芝さん「「誰かを助けたい」は、神様くらいになってからでいい。」

 

・・・自分の腕を前に伸ばしてぐるっと一回転して届く範囲。関心を向けるのはその範囲内のことでいい。私もそう思います。

 

文化放送超!A&G+ 「裏表 松原秀モグライダー芝大輔」#91(2024年1月27日放送分) 

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M-1グランプリ2023の感想メモ

M-1グランプリ2023。感想。

 

令和ロマンの優勝。

令和ロマンは今回本当に優勝したかったのかどうか。

当然優勝を目指してはいたんだろうけど。

もうあと数年。年を追うごとにどんどん洗練されていく様を見てみたかった。

 

さや香「ホームステイ」が最後の3組に残るくらいの今回。

「爆笑が爆発」を体感することはなかった。

去年のさや香「免許返納」、2019年のミルクボーイ「コンフレーク」。

「爆発」を体感したネタはずっと記憶にあるので、常に比較し続けることになる。

「爆笑が爆発」よりももっと漫才をフラットに楽しめる番組になってほしい。

 

今回、印象に残ったのは決勝戦よりも敗者復活戦のほう。

 

敗者復活戦は、ひとつ完成された新たな賞レースとなってしまった。

楽しめた半面、本番のはずの決勝戦を少し疲れた状態で見るはめに。

来年も同じ番組構成となるなら、賞レース2つを連続で見ることになる。

この負担は大きい。

来年は、決勝戦を先に見て、後から録画で敗者復活戦を見る、順番にしようと思う。

 

敗者復活戦。

ヘンダーソン。子安さんの顔と第一声で、笑いと涙が出てしまった。

2019年の天竺鼠を彷彿とさせる、みごとなラストイヤー。

これだけネタをM-1用に仕上げられるのであれば、なぜもっと前から取り組まなかったんだという感想。

ラストイヤーを迎えたコンビに対して毎年思うことではあるけれど。

でも本当に、こういうコンビを見られることを期待して毎年テレビの前に座っている。

 

以下、記憶の片隅に。

・敗者復活戦。エバースのネタ「1,000万円使ってケンタウロスになる」。敗退したけれど、来年が楽しみに思えるコンビ。

 

・大反省会。くらげ、決勝本番で言わなかったサンリオキャラ、「ペペぺペン議員」。

 

・打ち上げ。真空ジェシカ川北「塙さんからは「もっとぶっとんだネタをやってほしい」、松本さん「ちょうどいい」。だから、ちょうどいいんだと思います。」

 

・打ち上げ。真空ジェシカ川北さんがコメントしてすべりかけた瞬間、壁に貼っていたポスターがはがれて川北さんの顔にぺろーん。

 

ネクストデイ。舞台裏の待機席で「爆笑が爆発」した、カベポスター浜田「ドロロロロ」。

 

来年もM-1は必ず見ます。

Bookmark231221【M1グランプリ2023】【ログマロープ】→漫才師万来

2023年のM-1グランプリ。直前動画は、日食なつこ「ログマロープ」。

 

真空ジェシカ川北「感動させたくない、だけはありますね」。


去年のウルフルズ「暴れ出すV」を使った動画もグッとくる仕上がりでしたし、

漫才師への応援をこめていることはわかります。

 

ただまあ、番組制作側からの「人生、変えてくれ」。

過剰になりつつあるので、少し控えめにしてくれるといいな。そういう印象です。

 

M-1グランプリ2023×日食なつこ「ログマロープ」

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Bookmark231214【M-1ラジオ】【#5 漫才の神髄】→「文化人」じゃなくていい

M-1ラジオ」#5(2023.12.10) より。

 

M-1グランプリについてのトーク

マヂカルラブリー野田さんとランジャタイ国崎さん。

 

番組終盤での「漫才とは?」のやりとり。

「敷居が高い」「コントの方が好き」「斜に構えるな」

「調子乗るな」「伝統文化ぶるな」「最近はじまった文化のくせに」

「知ったこっちゃない」

「しゃしゃるな」「そんな大事なものじゃない」「見ても見なくてもいい」

「知らないまま人生終わってもいい」

「おまえを利用しているだけだ」「しょせん踏み台である」「掘り下げたくもない」

 

言いたい放題。二人の漫才愛にあふれた言葉たち。素晴らしかったです。

 

M-1ラジオ】#5 漫才の神髄!(マヂカルラブリー野田クリスタル/ランジャタイ・国崎和也) - YouTube

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Bookmark231213【裏表ラジオ】→決めてかかる、ことのないように

「裏表 松原秀モグライダー芝大輔」#84 2023年12月9日放送分 にて。

 

松原秀さんいわく、

結果を出した芸人は「もっと適当」「もっと自然体」「無理がない」。

モグライダー芝さんいわく、

「無理なくやれてる場面をどれだけ増やせられるか」

とはいえ「無理しないといけないときもある」。

 

なんだか芸人に限らない話だなあと思いました。

 

文化放送超!A&G+ 「裏表 松原秀モグライダー芝大輔」#84(2023年12月9日放送分)

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「才能+努力」への期待

シンクロニシティ、結成7年目のお笑いコンビ。
M-1グランプリ2023、準々決勝にて敗退。

三回戦。イニシャルトーク、アルファベット一文字を使って会話しようとするネタ。
準々決勝。五・七・五で俳句、この形式にひとひねり加えて会話を構築するネタ。
どちらも面白かった。
来年また新しい漫才を持ち込んでくれることに期待。

M-1グランプリ公式サイトのシンクロニシティ紹介ページ


これは自分なりのM-1グランプリへの解釈。
才能がないけれど努力する人、才能があるのに努力しない人、才能があり努力する人。
 
そして「努力」の方向性の話。
寄席(お客さん)に向けてなのか、賞レース(審査員)に向けてなのか。
いまや賞レース向けだけの努力では、M-1グランプリを勝ち上がれなくなっているのでは、という印象。



中川家の剛さんが先週のテレビ番組内で発言していた。
 
舞台に立つ若手芸人を見て思うこと、
ともこ「M-1前とかに「調整で」って出るやんか。なんの調整できんねんって思わへん?」 
剛「それ俺、ほんっま言いたかってん。何を勘違いしてるのか、みんなM-1のためにやってるけどちゃうからね。」「お客さんのためやからね、基本。そこを絶対忘れたらアカン。」「だからみんなあんな、ガチガチの遊びのないネタになってきてるから、みんながみんな。」「僕はね、あと何十年やっていくって考えたら、それは絶対にやめたほうがいいと思う、M-1のために、って。」
(ABC「やすとものいたって真剣です」でのやりとり)
 

Bookmark231113【裏表ラジオ】→相手のことを思いやった「伝え方」を考えてみる

文化放送超!A&G+ 「裏表 松原秀モグライダー芝大輔」#80(2023年11月11日放送分)より。

 

脚本ライターの弟子への接し方に困っているという松原秀さん。

・脚本の書き方よりも手前の、業界で生きていくための振る舞い方から。

・後輩から求められる「ノウハウ」「メソッド」、後輩がまだ使いこなせそうにないけれど。

・目線をどこに合わせて伝えるのがよいのか。

・聞きに来る後輩は目線を下げてもらいたいと思っているのかどうか。

・言葉にするのが難しい話。

 

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